映画『屍人荘の殺人』の感想とあらすじ
【目次】
【作品情報】
あらすじ
ミステリー小説が大好きな大学生・葉村譲(神木隆之介)は、ミステリー愛好会の会長を務める明智恭介(中村倫也)に強制的に入会させられ、学内で起きる事件に首を突っ込む毎日を過ごしていた。ある日、同じ大学に通いながら私立探偵としても活躍している剣崎比留子(浜辺美波)が、犯行予告が届いた音楽フェス研究会の夏合宿に行こうと彼らを誘う。三人は山奥の合宿地・紫湛荘を訪れる。
キャスト
- 神木隆之介(葉村譲)
- 浜辺美波(剣崎比留子)
- 葉山奨之(進藤歩)
- 矢本悠馬(重元充)
- 佐久間由衣(名張純江)
- 山田杏奈(静原美冬)
- 大関れいか(下松孝子)
- 福本莉子(星川麗花)
- 塚地武雅(出目飛雄)
- ふせえり(高木凛)
- 池田鉄洋(菅野唯人)
- 古川雄輝(立浪波流)
- 柄本時生(七宮兼光)
- 中村倫也(明智恭介)
【レビュー】
感想
密室殺人で容疑者が複数とか王道のミステリーだし、浜辺美波演じる可愛い探偵も登場するし、その上笑いのテイストもちゃんと入れてくる感じとか、予告編を観て気になっていた作品。
序盤の展開は予告編を観て想定していたものとはかけ離れていて、予告編自体が大きなトリックだったのだと思った。とはいえ、中盤以降はちゃんとミステリー。謎解きの行方のみならず、登場人物達の置かれた状況の変化がストーリーにメリハリを持たせて飽きずに観ていられる。
しかし、謎解きのわくわく感というのがあまり感じられなかった。本来この手のミステリーって複数の容疑者から誰が犯人なのか?って、観客にも想像させるように惹き付けてこそ成功だと思う。一癖も二癖もあるように登場人物を描いて、この人が犯人かもって錯誤させるから、謎が解き明かされた時の驚きや高揚に繋がるのではないかと。
この作品は登場人物それぞれの背景が描ききれてないので、観客に考えさせる余地が少ない。終盤トリックを解き明かしていく過程もストーリーを進める要素に過ぎない感じがして。つまりミステリー要素が希薄なのだ。やはり小説原作を2時間程度の映画で表現するのは尺的に難しいのだろうか。
まあ浜辺美波のコミカルな演技はいい味出してるし、それを観るだけでも価値はあるかと。ユルい感じで楽しむ映画だと思う。終わり方を見る限り、続編が来そうな感じ。出来ればこの探偵コンビをまた観てみたい。
おすすめ度
映画『屍人荘の殺人』のおすすめ度は3.4点(5点満点)。
ユーモアとミステリーの融合といった感じの作品。ミステリーらしさが出ているところもあるが思いの外コメディっぽい作風だった。要所要所で入ってくるクスッと笑える感じ。
観終わってスッキリするかと言うとなんとも言えず、原作を読んでみたくなり、本屋へ行った。
それにしてもいい俳優さんたちを揃えたものだ。神木隆之介の普通っぷりが抜きん出ている。流石だと思った。
【おまけ】
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