ゆとりふぃるむ

映画『フォードvsフェラーリ』の感想とあらすじ

【目次】

【作品情報】

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(C) 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

あらすじ

カーレース界でフェラーリが圧倒的な力を持っていた1966年、エンジニアのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)はフォード・モーター社からル・マンでの勝利を命じられる。敵を圧倒する新車開発に励む彼は、型破りなイギリス人レーサー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)に目をつける。時間も資金も限られた中、二人はフェラーリに勝利するため力を合わせて試練を乗り越えていく。

キャスト

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(C) 2019 Twentieth Century Fox Film Corporation

【レビュー】

感想

予告では、予告映えする部分である「無謀な挑戦の面白さ」や「レースのかっこよさ」がどうしても目立っていた。ふと予告を目にしただけでは、ただ車がブンブン競い合う男臭い映画に見えない事もないので、スルーしてしまう人も多そう。

 

もちろん挑戦の面白さやレースのかっこよさ・緊張感は十分楽しめるが、本作はそれだけでなく、人々の関わりや心情を綿密に描き、何度も感情と涙腺に訴えかける作品となっていた。

 

名コンビを演じるのは豪華にもマット・デイモンクリスチャン・ベール。身勝手に計画を押し付けようとする会社上層部の人間と、感情的に彼らを煽りやすいケンの板挟みで、ふつふつと沸く感情をコントロールしなければならないシェルビー。難しい表現を絶妙に演じ切るマット・デイモンには脱帽。

 

感情的なケンは、自分を度々見失いそうになっては周囲の人間の力や自己暗示によって自分を奮い立たせる繊細な人物。これまでも強さと繊細さを併せ持つ人物がよく似合ってきたクリスチャン・ベールが安定の演技を見せつけている。

 

内面的にも映像的にも、視点のチョイスが最高。ドラマシーンでもレースシーンでも、各場面に応じて1番感情移入したい人物の立場で、1番見たい視点の映像を見せてくれる。それが最高に気持ち良く、‬何度も感動や興奮の溜め息を漏らしてしまった。

 

どこまでも広がる空と道の真ん中にポツンと車を置いてみたり、独特の構図にも鳥肌が立った。

おすすめ度

映画『フォードvsフェラーリ』のおすすめ度は4.5点(5点満点)。

とにかく粋な映画でダメなシーンがほとんど無い。

臨場感、緊迫感、疾走感。これらが本当にすごい。車に詳しいわけではないが、レースシーンは血が煮えたぎって前のめりになってしまう。

演技・演出・音楽が一体となって高揚感を創り出す完璧なカットには声が出そうになった。

レースや車にあまり興味が無いという人にもぜひ観てほしい作品。

 

【おまけ】

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yutori-film.hatenablog.com

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