映画『ブライトバーン/恐怖の拡散者』の感想とあらすじ
【目次】
【作品情報】
あらすじ
子供を待ち望んでいたトリ(エリザベス・バンクス)と夫カイル(デヴィッド・デンマン)は、ある赤ちゃんを自分たちの子供として育てることにする。ブランドンと名付けられた男の子は夫妻にとってかけがえのない存在になるが、12歳になると普通の人にはない恐ろしい力を見せ始める。
キャスト
- エリザベス・バンクス(トーリ・ブレイヤー)
- デヴィッド・デンマン(カイル・ブレイヤー)
- ジャクソン・A・ダン(ブランドン)
【レビュー】
感想
思春期に突入したスーパーマンが闇落ちしてホームランダーになっちゃう、今時のアンチヒーローイズムを極端に描いた超人ホラー。
アンチヒーローとは言っても、やってることはヴィランに変わりない。突然変異で得てしまったスーパーパワーを人々を守ることより世界を支配する私欲のために使いまくる姿は、必ずしも誰もがヒーローになってくれるわけではないスーパーマンに対する完璧なアンチテーゼ。
一言で言えばドラゴンボールの悟空がヒーローではなく悪の道を歩んでしまったらバージョン。自分の都合の悪い存在は次から消して、しまいには両親まで殺してしまう。殺された人物誰一人悪い存在ではないのにどんどん殺してしまい少し笑ってしまった。ある意味新鮮味のある作品だ。
展開は、拗らせホームランダーの誕生譚という王道なアンチヒーロー路線で、人によってはいつも通りの展開すぎてあまりピンとこないかもしれない。だが、個人的には王道であるが故にどんどん止められない存在になっていく主人公と、秘めたるスーパーパワーを徐々に解放していくミスリードが終始楽しかった。
ただ今回はそれでおしまいのため若干モヤモヤは残る。まだ12歳とは言え、人の命の重みは分かる年頃だろうし、両親からも普通の家庭以上に愛を与えて貰ってるようにもみえたが…
その辺をふまえ今後続編があったら見てみたい。続編なくして終わるのであれば、個人的には若干消化不良の作品。死に方が少し残虐なシーンが多いためちょっとしたホラー要素で楽しむにはありかもしれない。
おすすめ度
映画『ブライトバーン/恐怖の拡散者』のおすすめ度は3.3点(5点満点)。
正直この作品だけでは評価しにくい。続編があるかないかで評価が大きく変わり得るようにも思えた。
ただ設定はとても面白かった。もしも子供時代のスーパーマンが悪の道に走ってしまったらという誰もが少し気になる展開のヒーローホラー映画。
【おまけ】
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