映画『ダークナイト』の感想とあらすじ
【目次】
【作品情報】
あらすじ
悪のはびこるゴッサム・シティーを舞台に、ジム警部補(ゲイリー・オールドマン)やハービー・デント地方検事(アーロン・エッカート)の協力のもと、バットマン(クリスチャン・ベイル)は街で起こる犯罪撲滅の成果を上げつつあった。だが、ジョーカーと名乗る謎の犯罪者の台頭により、街は再び混乱と狂気に包まれていく。最強の敵を前に、バットマンはあらゆるハイテク技術を駆使しながら、信じるものすべてと戦わざるを得なくなっていく。
シネマトゥデイより
キャスト
【レビュー】
感想
お前(バットマン)がいるから俺(ジョーカー)がいる。
『ジョーカー』を観た後に改めて観ると、ヒース・レジャーのジョーカーの鮮やかさをありありと感じる。ジョーカー=狂人のイメージが強いけど、本作では実に緻密な知能犯としてのインテリジェンスを感じる。
追い込まれた人間がどう行動するかを熟知し、二手三手先を読み罠を仕掛け、人心コントロールによってバットマンとゴッサムポリスを手玉に取る。
それを狂気と言わしめるのは、そこまで事態を掌握していながら当の本人は戦火のド真ん中にいる当事者意識というか現場主義というか。
冒頭の共犯殺しまくる銀行強盗も、警官に扮した市長銃撃も、中国マフィアのトップを留置所から攫うときも、引き金を引くのはジョーカー本人。劇中で語られることはないが、その姿勢から痛いほど彼の犯罪哲学が伝わってくる。それがそのままジョーカーの魅力へと昇華している。
救うのはレイチェルかデントか。
ピエロのマスクを被せた被害者。
囚人の船/市民の船。
横顔デザインのコインの裏が焦げたようにデントが顔を灼かれトゥーフェイス化し、物語は「二者択一」を迫られる後半に差し掛かっていく。
序盤にデントを「光の騎士」と銘打ち、闇堕ちしてダークナイトになるのかと匂わせておくも、そのままデントは退場する。
彼のトゥーフェイス化を隠し正義の象徴として祭り上げ、その罪を闇からの守護者/監視者としてバットマンが請け負い、彼こそがダークナイトだという締めくくり。
こんなにも美しい終わり方はない。
おすすめ度
映画『ダークナイト』のおすすめ度は4.4点(5点満点)。
2時間半、次から次へと様々な事態がおこるので飽きずに最後まで観ることができる。アクションとドラマ的な要素のバランスが良く、内容を飲み込みやすい作品。
『ジョーカー』をもう観た人にも、まだ観ていない人にもおすすめ。
【おまけ】
ホームシアター
超低予算でホームシアターを作る方法をブログ内で紹介している。ホームシアターに興味があるけどプロジェクターの購入をためらっている人や、大画面で友達とゲームをしたいと考えている人はぜひ読んでみてほしい。
動画配信サービス
私は映画の最新作品が観たい時は映画館に行くが、過去作品が観たい時は家で動画配信サービスを利用して鑑賞している。
利用しているサービスはアマゾンプライムビデオ。すでに利用している人なら分かると思うが、アマゾンプライムビデオはとにかくコスパが良い。年間4900円、月額にして約400円で20000本以上の映画やドラマ、アニメを視聴することができる。
30日間の無料体験もできるので、気になっている人はぜひ一度無料体験で利用してみてほしい。
▽公式ウェブサイト
また、日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校に現在通っている学生で、学籍番号を持っている人は、アマゾンスチューデントがお得。
年間2450円 、月額約200円でサービスを利用することが可能だ。さらに無料体験期間も6か月と長くなっている。学割恐るべし。
アマゾンプライムビデオは学生の人には特にお勧めのサービスである。
▽公式ウェブサイト
そして、アマゾンプライムビデオを家で観る時に欠かせないのがアマゾンFireTVStick。テレビに接続するだけで、アマゾンプライムビデオの動画をテレビで視聴することができる。専用のリモコンが付属しており、そのリモコンがとても操作しやすくて気に入っている。
アマゾンプライムビデオを利用している人は絶対に使ったほうが良い。